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脂質異常症

血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を脂質異常症といいます。動脈硬化性疾患、特に心筋梗塞及び脳梗塞の危険因子となる疾患です。

脂質の値としてLDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)、トリグリセライド(中性脂肪)の血中濃度をみます。

脂質異常症の診断基準は下記図表のとおりです。この基準に当てはまる場合、すぐに内服加療が必要というわけではありません。

脂質異常症の診断基準

*基本的に10時間以上の絶食を「空腹時」とします。ただし水やお茶などカロリーのない水分の摂取は可。空腹時であることが確認できない場合を「随時」とします。

**スクリーニングで境界域高LDL-C血症、境界域高non-HDL-C血症を示した場合は、高リスク病態がないか検討し、治療の必要性を考慮します。

治療について

様々の治療がありますが、当院では運動療法、食事療法を指導しながら、家族歴や既往歴など考慮し内服薬による治療を行い合併症の発症を予防していきます。

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